看護師が健診センターで働くメリット

看護師の転職市場において、健診センターの求人は比較的人気が高い職場です。そこで今回は、そんな健診センターで働くメリットを挙げていきたいと思います。1つ目は、自分の時間を大切にした働き方ができるという点です。健診センターには病棟がないため、夜勤をすることは一切ありません。また、健診を受けるためには事前予約が必要であり、基本的に1日の定員が決まっています。そうなれば、残業をすることはほとんどありません。さらに、土日祝日が休みの職場も多く、カレンダー通り休むことが可能です。同時にゴールデンウイークやお盆、そして年末年始も一般企業と同様にしっかりお休みをもらえるケースが見受けられます。とにかくイレギュラーが発生しにくいため、プライベートを優先にした働き方が叶います。

2つ目は、病院に比べて精神的な負担を感じにくいという点です。健診センターを利用するのは、まだ病気が発見されていない、健康状態であると仮定される人がほとんどです。そのため、一般的な病棟で感じるプレッシャーや、ケア業務に関する負担や責任がそこまで重くありません。容態の急変などの突発的な事象も起こりにくいため、看護師の職場の中でも、心にゆとりを持って従事できる場所といえるでしょう。

そして3つ目は、採血スキルを活かせるという点です。健診センターの業務の中でも、特に看護師のスキルとして重要視されるのが採血スキルです。健診センターは検査を行うことを主目的とした施設なので、とにかく採血を行う機会が多い現場となっています。そのため、採血スキルに自信がある方は適正が高く、能力をしっかり発揮することができるでしょう。